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ラオスにいったい何があるというんですか?

  • 村上春樹
  • 2016年8月27日
  • 読了時間: 2分

村上春樹さんの小説は半分ぐらい読みましたが、

その中では、

「世界の終わりと、ハードボイルドワンダーランド」

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

「村上朝日堂」(エッセイ)

「職業としての小説家」(講演録)

が僕は好きです。

村上さんの言葉は、個性的でありながら

流れるように入ってきて読んでいて、とても心地良いのです。

そして、ミステリーなどでは名探偵がズバッと犯人を言い当てて、

「ははぁ、なるほどなるほど! そういうことだったのか!」

とスッキリと終わるのですが、

村上さんの作品は物語の途中で、謎を残したまま終わるのです。

たしかに、よく考えてみれば、

この世の中にスッキリと完結するところなんて、ごく僅かしかないのです。

今回、紀行文集というジャンルの本は初めて読みましたが、

簡単に説明すると、海外に行ったその経験や思い出が綴られています。

旅行が好きな私にとって、こんなにも魅力的な仕事は無いと思うのです。

そういえば、僕も今年の2月にスペインに行ってきたのですが、

挨拶が衝撃的で

人と会う時、

日本では「おはようございます」と9文字(約1秒間)使うのに対し

スペインでは「オラ」と2文字(0.2秒間)でそれを表現してしまいます。

つまり

われわれ日本人はスペイン人に比べて挨拶をするために割く時間が圧倒的に多いということです。

生まれてから24年経ちますが、今まで何回挨拶してきたことでしょう。。。

さらには、

「おはよう」と

「おはようございます」

という言葉を、顔を見た瞬間に、

脳をフルに回転させ、瞬時に判断しなくてはなりません。

それに比べてスペイン人は

ぼけーっとアホ面をかいてても

「オラ」「オラ」と2音、

発する事が出来れば、

年上だとかなんとか気にせず

それで成立してしまうのです。(口が悪くてすみません。)

ということは、日本人として、生まれてきた瞬間に

スペイン人に比べて自由な時間が少ないということが言えます。

私はなるべく自由な時間が多い人生を望みます。

こう考えると、「丁寧語」「敬語」の類というのは本当に廃止して欲しいし

せめて公式な挨拶を「おは」「おは」で良いよ、と法律で決めてほしいです。

未来の子供達のために。。。

とは言ったものの明日から後輩の子に「おは」と言われたら

イラっとすると思いますが。笑


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